「虎と竜 外伝」電子書籍配信のお知らせ

２月２０日にラルーナ文庫様より『虎と竜　外伝』が配信開始となります。
イラストは黒埜ねじ先生です。



以下、あらすじより。
表向きはウィスタリア・コーポレーションの社長、真の姿は関東藤森組組長である藤森虎徹に命を捧げ、片腕としてずっと仕えてきた男――結城隼人。スキンヘッドの巨躯、レイバンのサングラスがトレードマークの強面。そんな結城が、このところ何故か心乱されている相手がいる。それは二年前に組長補佐となった新條竜也に仕える若衆頭・御幸泰三だ。小柄ですばっしこくて機転が利く、笑顔が屈託ない若造。結城同様、自分の兄貴分である新條に命を賭けている、そんな泰三に思いもよらぬ劣情を覚え、結城は戸惑うばかりだったが…。ある日、新條が暴漢に襲われ側付きの泰三が怪我を負うという事件が。側近の恋心に気づいていた藤森の指示で、結城は入院中の泰三に付き添うことになり…。「劣情は鮮やかに、恋は秘めやかに」他、藤森と新條、12歳と17歳…十余年前の鮮烈な出会いを描く「夏の想い出」など、血腥い世界に生きる男たちの不器用で切ない恋模様。＜虎と竜＞シリーズ番外３編を収録。


お気付きの方もいらっしゃると思いますが、「虎と竜（アズ文庫様）」の番外編同人誌を加筆修正したものとなります。
「虎と竜」そして「夜叉と羅刹」にもちょっと関わりのある人々のお話です。
メインはカバー絵の凸凹コンビ、スキンヘッド結城とチャラヤンキー泰三のお話で、他に藤森と新城のいちゃこらなんかもあります。
同人誌がもとなので、結構好き勝手書いていますが、とくべつ修正しろと言われなかったので、痛い方の四ノ宮慶本領発揮作品です。「虎と竜」の世界観そのままに、痛い描写やニッチなエロを書いていますので、そういうのに興味ある方はぜひ、お付き合いいただければと思います。

今回は電子書籍なので、黒埜ねじ先生にはカバー絵のみ描いていただいたのですが、ラフがね、すっごくよくてですね！
ついつい調子にのってあれこれリクエストしてしまいました。
この場を借りて、黒埜ねじ先生にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました！

２０１９年最初の作品です。
電子書籍ですが、紙派の方にもお付き合いいただけますように。
そして、もしよかったらご感想をお聞かせください。